2009年9月14日月曜日

丹沢山&塔の岳



30042008
昨日は友達と丹沢に行ってきた。
塩水橋〜丹沢山〜塔の岳〜本谷橋〜塩水橋というルート、
およそ10時間の行程。最初は丹沢山に登頂したら、
そのまま違うルートで引き返そうとしてたんだが、
一休みしているところに後から追いつかれた、
単独登山のおばさんによるレコメンドが冒頭のルートだったのだ。
丹沢山山頂で昼飯を食った時点ではまだ12時だったので、迷わず塔の岳を目指す。
塔の岳山頂は丹沢山と異なり、ひしめき合うように登山客でごった返していた。

そろそろ戻るかってことで、
近くにいたおっさんに「塩水橋に行くにはどこから行けば良いですかね?」と訊くと
「シオミズバシ?ええっと…」とおもむろに地図というか、
観光協会の軒先に置いてあるような冊子を取り出した。
おっさんの仲間たちも加わって、慇懃に教えてくれようとするのだが、
そこには塩水橋どころか丹沢山すら載ってない。
その冊子のタイトルを見ると「表丹沢ガイド」とある。
ってことはボクたちは裏丹沢からここに来たのか、ってそんなことはどうでもいい。  頼りにならんおっさん&冊子をあきらめ、
この周辺に一番明るそうな山小屋の主人に訊いて描いてもらった地図が↑。
秘密めかした宝の地図のごときアバウトさ。
説明がなかったら、この文字も全く読めないはずだ。
そもそも地図やらガイドブックをボクも友達も持っていないってところが、山を、
というより世の中をナメてるってことなのだろう。  仕方なしに、この地図を頼りに山を下りるのだが、
まぁ途中でわからなくなったら、誰かに訊けばいいやっていう、
甘ったれ根性をも断罪されるがごとく、全く誰とも遭うこともなく、
ついに気を紛らわす話題が尽きたってところで、
ようやく、見覚えのある場所にたどり着けた。無事生還。 
遭難に近いほど、山登りは印象深いものになるのだという気づきも今回の収穫だったね。

0 件のコメント: