2009年9月25日金曜日




昨日は曇っていたけど、予定通り、天目山への登山を決行した。
登山口から2、30分経ったあたりからだろうか、
一緒に行った友達との間にぷつりと会話が途絶える。
登りはじめからずっと続く急斜面の山道、まだ身体が温まっていない状態でのこれは辛い。 
皆、弱音と、山道が未整備であることへの、
誰に向けてかわからない誹謗が堰を切ったように溢れ出す。

ようやく尾根に出ると事前に調べた情報の通り、
山道は緩やかとなるのだが、今度はハチやハエ、アブやブヨ、
その他多種多様なブンブン飛ぶ虫が、頭の周りをブンブン飛び回って、
とてもうるさい。一体、どういうつもりなんだろう。

虫を追っ払いながら、緩やかなアップダウンをさらに進んで行くと、
一杯水小屋という山小屋に着いた。

一杯水小屋から山頂までもかなりハードな行程だった。 
しかし、山頂に着くと時折晴れ間ものぞき、
辛さを克服したという満足感をよりハイなものにしてくれた。と思ったが、
この1,500メートルほどの山頂に着いてもなお、
ブンブンブンブン飛ぶ虫がまとわりつき、とてもうるさい。
何故こんなところにこんなにいっぱい虫がいるのだろうか。 
その謎を誰かが解き明かし、駆除してくれることを切に願いたい。

2009年9月14日月曜日

川乗山



05082009
昨日、ベランダで育てている、色づき、あとちょっとで食べられそうな
イチゴをヒヨドリに食べられてしまった。
「あのベランダにイチゴがあったよ」
「どこどこ?どこのベランダよ?」
「こっちこっち、一緒に来てみ」ってな話が交わされたのだろうね、
次々にヒヨドリがベランダにやってきやがる。
来週から愛鳥週間らしいんだけど、普通に憎たらしいな。

昭和の日に奥多摩の川乗山に登ってきた。
前日、脚部の筋トレをやった筋肉痛がこの日に重なってしまったので、
苦痛なトレッキングだったけど、天気も良く、景色も良く、楽しかった。
百尋の滝ってところも迫力あったしね。
登山口では60歳より上とおぼしき登山客が溜まっていたけど、
山頂に着くと、若い子たちも大勢いた。
登山、今は年代に関係なく流行っているんだと実感した。

厄年の遠足(高尾山)




25112008
いつものメンツに新たに三人が加わって、高尾山に行ってきたよ。
稲荷山コースから頂上までわずか一時間半、あっけなかったけど、
晩秋の空気の鮮度、喧噪から遮断される感覚は、
こんなにも近くで得られるもなんだな、ってね。
特に人の手がこれだけキチンと入っててこその観光地のありさまっていうのは、
上高地で感じたものと同様だった。

小学生の頃に遠足に行って以来ってヒトは、
まず、その綺麗さにびっくりするんじゃないかな。
今年のトレッキングはこれで終了、また来年の春に再開。

都民の森・三頭山




23092008
都民の森、三頭山に登ってきた。
山道は丁寧に整備され、美観に満ちていた。

丹沢山&塔の岳



30042008
昨日は友達と丹沢に行ってきた。
塩水橋〜丹沢山〜塔の岳〜本谷橋〜塩水橋というルート、
およそ10時間の行程。最初は丹沢山に登頂したら、
そのまま違うルートで引き返そうとしてたんだが、
一休みしているところに後から追いつかれた、
単独登山のおばさんによるレコメンドが冒頭のルートだったのだ。
丹沢山山頂で昼飯を食った時点ではまだ12時だったので、迷わず塔の岳を目指す。
塔の岳山頂は丹沢山と異なり、ひしめき合うように登山客でごった返していた。

そろそろ戻るかってことで、
近くにいたおっさんに「塩水橋に行くにはどこから行けば良いですかね?」と訊くと
「シオミズバシ?ええっと…」とおもむろに地図というか、
観光協会の軒先に置いてあるような冊子を取り出した。
おっさんの仲間たちも加わって、慇懃に教えてくれようとするのだが、
そこには塩水橋どころか丹沢山すら載ってない。
その冊子のタイトルを見ると「表丹沢ガイド」とある。
ってことはボクたちは裏丹沢からここに来たのか、ってそんなことはどうでもいい。  頼りにならんおっさん&冊子をあきらめ、
この周辺に一番明るそうな山小屋の主人に訊いて描いてもらった地図が↑。
秘密めかした宝の地図のごときアバウトさ。
説明がなかったら、この文字も全く読めないはずだ。
そもそも地図やらガイドブックをボクも友達も持っていないってところが、山を、
というより世の中をナメてるってことなのだろう。  仕方なしに、この地図を頼りに山を下りるのだが、
まぁ途中でわからなくなったら、誰かに訊けばいいやっていう、
甘ったれ根性をも断罪されるがごとく、全く誰とも遭うこともなく、
ついに気を紛らわす話題が尽きたってところで、
ようやく、見覚えのある場所にたどり着けた。無事生還。 
遭難に近いほど、山登りは印象深いものになるのだという気づきも今回の収穫だったね。

2009年9月11日金曜日

多摩川の源流その2




15092007
奥多摩の奥深く、多摩川の源流に行ってきた。
笠取山:1,953m

多摩川の源流その1






15092007
奥多摩の奥深く、多摩川の源流に行ってきた。
笠取山:1,953m

水干

12092007
明々後日は多摩川の源流(水干)をたずねてトレッキング。
ちょうど、ここんとこ雨続きだったから、最初のひとしずくも枯れてはいないだろう。 
富士山を仰ぐたびに、あの天辺に登ったんだなって思うように、
多摩川を渡るたびに、この始まりまで行ったんだって思えるスイッチを採取しに行くよ。

高みでハイ




06082007
急遽、予定を一日繰り上げて、金曜日の夜に友達のS君と富士山に登ってきた。おりしもその時分は台風五号が再上陸し、その影響で富士スバルラインを五合目に向けて車で走っている頃からすでに横殴りの雨、一寸先は濃霧。こんな素人がイキナリ徹夜で登頂なんて出来るのか?レイヴに行くのとワケが違うぞ、お前ら山をナメるな、なぁんてネガティヴな考えが頭をよぎるも、登りだしたらその「洗礼」みたいな過酷な天候にあらがうことで目一杯。これは修行を通り越して、きっと罰だ、うん、絶対そうに違いないと思い込まざるを得ないシチュエーション。まぁでも実際、息が上がってハァハァいったのは七合目から八合目にかけてのロッククライミング的なエリアだけで、それ以外の登山プレイというものは全体を通してたいしたことはなかった。月夜の美しさ、満天の星空、見下ろす下界の風景、ご来光…そうした富士登山にまつわる様々なエピソードとは一切無縁であったにもかかわらず、山頂で飲んだ一本400円の缶コーヒーは「達成感」がエフェクトされて、とてつもなく旨かったよ。

芙蓉峰


14032007
この夏、生まれて初めて富士山に登ろうと思ってるんだ。前厄だしね。
厄介事は自ら祓わねばね。  まず道具を揃えるところから始めなくちゃな。靴、杖、雨具とか。  携帯は頂上でも通じるのかな?  日々是修行のつもりではあるけれど、四十才って区切りに天辺に登って、
さらにハイになったらアクセントが付けられるかな、みたいなね。

城峯山




09092006
雲海を見たのはこれが初めてだったと思う。
Elastic Moonに感謝。

城峯山:1.037m