2009年8月6日木曜日

夏の匂い


29062005
この季節、電車に乗ると腋臭の匂いに車内が満たされている時がままある。でもボクはもう子供じゃないから「わ!くさい」と観念的に避けたりはしない。その匂いは実際にはさまざまであり、許容できるものとそうでないものとに分類できることを理解しているし、その許容量は年々、増していっているようにも思う。それは年齢を重ねるごとに味覚が熟成していくのと同様のことなのかもしれない。 
しかし、昨日の電車で乗り合わせた腋臭の持ち主は凄まじかった。腋臭の亜流、というより全くの突然変異なのではないだろうか。例えるならば都こんぶの匂いの成分を抽出、精製すると、それに近い状態のものが出来上がるのかもしれない…。そんなことをあれこれと分析していると、ほどなく災いはやってきた。電車が揺れた拍子にその都こんぶがつり革に掴まったがために、ボクの鼻先にその臭気が直撃したのである。鼻腔から頭頂部に向かって螺旋状に突き上げる衝撃に、ボクは「んが」と発声して仰向けに卒倒してしまった。さいわいにもボクの背後にデブで豚のような女性がいたため、それがクッションの役割をし、一命を取り留めることができたが。 
数年前から仮想体験を高めるため、電脳上に匂いを伝送する仕組みをさまざまなベンチャー企業が研究開発に取り組んでいるとよく耳にしていたが、それが近い将来、普及したあかつきには昨日の匂い(仮称:MIYAKO No.5)もあなたにお届けできるのかもしれないね。 
http://aromajet.com/pipe.htm

ドラゴンボールで

23062005

ランチが乗ってたヤツです。オラも乗ってみたい。http://www.aromeo.net/archives/cat_2010_2030_como_viviremos.html