2011年4月20日水曜日

今なお原発事故の放射性物質の放出によって
ボクらは日々、不安にさらされ、不満をつのらせているわけだが、
それでも過半数が原発を肯定しているという、この事実!

http://www.asahi.com/national/update/0417/TKY201104170324.html

これまでは原発を推進、維持する側というのは、
それが生み出す利権、利益などの恩恵にあずかるのがその主な動機で、
この事故によって損失がそれを凌駕する勢いであってもなお、
その信念を貫かせる正体とは一体何なのか。正気なのか。

では推進、維持派に依って立って考えてみよう。

>>現在、人間が扱える(とされている)最も強大なエネルギーは原子力である。
>>それを手放すのは技術立国であることを放棄することに等しい。

これに対してボクは反論するすべを持っていない。
またしても被曝した、核の前に屈したという敗北感は受け入れがたいものがある。

>>隣国が原発、もしくは核兵器を持っているかも知れないという脅威に対して、
>>原発を保持しているというのは、それらへの牽制として有効である。

トモダチ作戦の米国が自国の利益のためにトモダチでいる間は
大丈夫かも知れないが、それは恒久的なものではないだろう。
さらに日本がEUとかの仲間にいれてもらえることもないだろうから、
隣国、アジア諸国との外交はこれからも非常に重要だ。

>>現状の生活様式を低下させることはできない。

石原慎太郎の言うように、これまでの大量生産・消費からは
ボクらは脱却せねばならないだろう。これを低下とみるよりも進化と
捉えることができるような魅力的な施策は当然必要になってくるだろう。

>>代替エネルギーがないために消極的肯定。

現時点で非効率ではあっても、持続可能なグリーン電力の技術革新と
それが生み出す「安心」の双方からなるパフォーマンスの向上を期待したい。

>>反原発・脱原発派に対して脊髄反射的嫌悪。
>>未来のことより今が大事な刹那主義。
>>カタストロフ願望。

世の中には色んなヤツがいるよ、としかいえないな。

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